ろっくのほそ道🎸

独断と偏見のオンパレードでお送りいたします

201212 結びの夢番地@広島グリーンアリーナ

2020.12.12

結びの夢番地
@ 広島グリーンアリーナ

へ行ってきました〜!!

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公式のポスター。お好み焼き屋さんに貼ってあったもの。



はじめましてのひろしま🍁
発表された瞬間、やっと広島に行けるんだ!って嬉しくて、オーラルの対バンツアー延期で広島行きがお預けになっていた私は、すぐに参戦を決めた。


公演2日前、学校を抜け出して発券に行ったら「アリーナ1列」の文字が。衝撃で震えながら友達にLINEして、友達がやけに冷静になだめてくれました。(あとでじわじわ喜んでました笑)

 

ところで、なぜ今夢番地さんがこのようなイベントを開催してくれたのか、こちらの記事を見てみてください。アーティストが責任を取りづらい時期だからこそ、イベンターが責任を取る。なんてかっこいい人たちなんだろう。

hread.home-tv.co.jp


THE ORAL CIGARETTES


 あめあられに引き続きトッパーかい!と思いつつ、SEからぶち上がる。Dream In Driveからの5150来る?って思ったらまさかのリコリスで、ギターが鳴った瞬間固まった。広島だからやってくれたのかな。開演前に見に行った原爆ドームの姿が脳裏に浮かんだ。

そしてMCの最後に拓也さんが「跳びたいの〜!?」って煽るからカンタンだなと思ったらこれもまさかの容姿端麗な嘘!久しぶりで嬉しかった!この時拓也さんが私と友達に気付いて、目からピース飛ばして2人を指差してくれて嬉しかった~!最前柵にオーラルのタオル3つかけてたし、周りにオーラルのファンが少なかったからかな?

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こんな感じでした(笑)

カンタンナコトは前に人がいないから思いっきり頭振れたし、Nakedのオーラル4人によるライブver.は照明もバチバチでカッコ良かったし!私はドラムのビートに合わせて拳を突き上げるのがすき。狂乱 Hey Kids!!はギターソロでしげさんが走りすぎて1拍ずつずれちゃっててびっくりしたけど、すぐにまさやんが音を大きくした(気がした)、まるで「俺について来い!」と言っているかのように。それに気付いてまさやんに合わせに行くメンバーの心が、息づかいが、じんじん伝わってきた。良きライブでした。

 

~セットリスト~

Dream In Drive
リコリス
容姿端麗な嘘
カンタンナコト
Naked
狂乱 Hey Kids!!
BLACK MEMORY
Slowly but surely I go on

 sumika

 個人的に久しぶりのsumika🏠「今年1番の番狂わせのハイライトを作りに来ましたsumikaです!」ポップで楽しいメロディに、思わずマスクの下で笑顔になってた。
「今日、ライブに行ったって言っていいのかな?本当に来てよかったんだろうか?多少の罪悪感が皆あると思います。でもそれを吹き飛ばしたい!!それが俺たちの役目だ!!!」という言葉からの絶叫セレナーデは、解放された気分になれて楽しかったなあ!
あとsummer vacationの始まりのコーラスも鳥肌が立った。曲間の繋げ方が上手で、サマバケからのこれは願いが来る!て分かってたんだけど片岡さんのアカペラに耐えきれず泣いたし、最後のLoversでも、なんて楽しい幸せな空間なんだろう。て泣いてしまった。なんだろう、うまく言えないけど心があったまったライブでした。

 

~セットリスト~
ふっかつのじゅもん
フィクション
絶叫セレナーデ
ファンファーレ
ライラ
Summer Vacation
願い
Lovers

 

SUPER BEAVER
 個人的に2月の高知ぶりのビーバー。初めて生音を聴いた去年のメトロックで泣かされたくらいの勢いで迫ってくるから、負けられない!(何に)って思いで迎えた。

「最低最悪の1年、毎年100本はオンステージしてるのに今年は8本目。でもそんなの関係ない。『あなた』に届けます。」と高らかに宣言してくれた通りに、心に刺さってくるライブ。肘が外れるんじゃないか?って思うくらいに拳を突き上げた。そうするしかなかった。

彼らがステージを去った後、拍手が止むことなくアンコールへ。コロナ禍のライブはアンコール無しで規制退場のことが多かったから、だからこそ、観客全員がビーバーのアンコールを疑いもせず熱望している、フロアの温度に涙がこぼれそうだった。
アンコールは「ありがとう」。これ以上泣かないように歯を食いしばってた😂本当に大迫力のライブでした。こちらこそありがとう。

 

~セットリスト~
27
ハイライト
突破口
青い春
ひとりで生きていたならば
美しい日
閃光
予感

en.
ありがとう

 
終始あたたかい雰囲気で、だけどただのイベントじゃなくて対バンでした。3組ともそれぞれの強みを出していてかっこよかった~~~!!!さいっこうの思い出になりました。イベンターの夢番地さんありがとうございました☻

 

 

201127 感謝感激あめあられ@大阪城ホール《THE ORAL CIGARETTES編》

2020年11月27日、大阪城ホールで行われた GREENS 30th Anniversary Live "感謝感激あめあられ"

 

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 豪華3組が大阪城ホールに、GREENSの30周年を祝いに来た。コロナ禍の音楽シーンを切り拓いた「RUSHBALL2020」で1日目のトリを務めた[Alexandros]、トリ前を務めたTHE ORAL CIGARETTES、2日目のトリを務めたCreepy Nutsを、GREENSが再び召集したのである。

 

同一グループは隣席になるとはいえ、前後左右1席ずつ空けた客席が、純白のドラムセットとやけに高いシンバルを見つめながら、期待にざわめく。

 

18時、客電が落ちて一斉に立ち上がった客席。軽快な音楽に煽られて、全力の拍手が響いた。

 

THE ORAL CIGARETTES

久しぶりのSEに、思わず声を上げそうになった。あのばーんばーんばーーん!!とぅる~~~♪いや~~~♪ってやつ。大魔王が参上しますよって誰でも分かる感じのアレ。大好き。ディ、オウラゥル、シガレーッッッ!!!!!!!!!!!

 

そういえば、RUSHBALLは昨年同会場(泉大津フェニックス)で行った自主企画イベントPARASITE DEJAVUと同じSE、コロナ禍で行ったワンマンライブORALIUMではSEなしだったから、久しぶりの大魔王SE*1にテンション上がりすぎて鼓動が早くなった。マジで、血流を急にあげちゃだめ。

そこから大魔王*2が、とりあえず全員の手貸してもらってもいいですか~!!と叫ぶ。あ、生の4本打ちだ。

 

1本打って!ただいまより

2本打って!THE ORAL CIGARETTES

3本打って!GREENS30周年おめでとーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!の会を

4本打って!始めたいと思いますよろしくどうぞ。

ニヤリと笑う大魔王に、ほんと、してやられたなあと思ったのは私だけじゃないはず。

間髪入れずに鳴り響いたのは、コロナ禍で発売したアルバム”SUCK MY WORLD”から”Dream In Drive


THE ORAL CIGARETTES「Dream In Drive」Music Video <5th ALBUM『SUCK MY WORLD』2020.4.29 Release>

 

MVの世界観を如実に表した、ステージを起点に鋭く広がる無数の赤いレーザーに見とれた。あまりにもアリーナに似合う演出と壮大な音に、会場が一瞬にして大魔王の支配下に置かれたのを肌で感じた。7月にここ大阪城ホールでファイナルを迎えるはずだった”SUCK MY WORLD”のアリーナツアーで、聴けるはずだったんだろうな。と思うと、深く感じるものがある。ギターのしげさんも軽快に飛び跳ねながら、笑顔で広い会場を見渡していた。

最後、転調後の「始めから決まっていたんだろ夢で終わらせない」のところで、「夢で......終わらせない!!!!!」と拳を握って叫んだ拓也さんに、泣かされた。*3

 

 

それに続いたのは、まさやんの4カウントで始まるキラーチューン”5150

 

 2番終わりの、本当なら観客がシンガロングするところ。大魔王が強く自分の胸を叩き、「心で歌えばいい!!」と叫ぶ。観客の思いものせて、あきらさんが必死にコーラスをする。マイクのないしげさんも顔をぐしゃぐしゃにして歌う。まさやんも首をマイクのほうに向けて歌ってる。ここで私は肘が外れるんじゃないかってほど拳を突き上げて、ステージにエネルギーを送った。本能だった。そうするのが当たり前だと思った。無意識下で大魔王に従わされました。

 

ステージが明るくなって、「大阪久しぶりやな~~~~(^_^)」と大魔王が一転天使のほほえみを見せたせいで、脳がバグる。ギャップ萌えとはこのことか。再びGREENSおめでとう~~~!と叫び、声を出せない観客に両手を振らせ、なんやこれシュールやな。と切り捨てる。もう、会場まるごと彼のとりこ。

 

そして、身体動かしたいよな?ジャンプくらいできるよな?じゃあ思いっきり跳ばしてやるよ!と天使のほほえみ改め悪魔のほほえみを浮かべた大魔王が告げた曲名はこれ。

カンタンナコト

カンタンナコト

  • provided courtesy of iTunes

 もう、跳ぶしかないよね。あきらさんの「うざったい!!!!!」にもいつも以上に熱がこもってた気がするよ。

2番終わりのヘドバン必須箇所で、大魔王が命令を出す。

「さあ命令~~~~!!!頭振れ~~~~!!!!」*4

 

ここでなんと、ゲストの登場!!!Creepy NutsからR-指定さん!!!!!!

まさかの豪華すぎるコラボにびっくり。

コラボのきっかけはこちらのオーラルインタビュー音源で。

どうやら、初武道館を終えたばっかりのRくんに本番1週間前にも関わらず思いつきでオファーしたとか。恐るべし大魔王。R-指定さんは二つ返事でOK、かつ本番前のリハも一発でバシっと決めてくれたそうです。かっこよすぎる。

 

披露されたのは、新アルバム"SUCK MY WORLD"から”Naked

 

これは音源が解禁されていなくて、私もR-指定さんがどんなLyricを紡いでいたのか詳細は思い出せない。ごめんなさい。でも、歌詞に出てくる虚言女(笑)のことをボロクソに言っていた気がする。笑 本当に世界観ががっちりはまっていて、思わず身体が揺れちゃった!ROCK×HIP-HOP、めちゃくちゃカッコよかったです!いつか音源が公開されるといいな。

 

そこからCreepy Nutsオールナイトニッポンが下ネタばっかりで~俺たちもああいうラジオやりたいよな~!という謎のノリを「ごめん!ロックバンドだから許して!」と謎の理由で許してもらおうとする大魔王に会場中がきゅんでした。知らんけど。

 

続いて、キラーチューンをたたみかけるのかな?と思ったらまさかの"LIPS(Redone)"

 

さっきまで下ネタ大好き!ってニヤニヤしてた大魔王がうってかわって、あま~~~い天使ヴォイスを響かせる。もう、会場まるごと彼のとりこ。(2回目)

たしか昨年のPARASITE DEJAVU*5で聴いたぶりだったから、また大阪で聴けたことが嬉しかった。

「目と目を合わせた瞬間 恋に落ちて」で客席のファン一人ひとりと目を合わせるところ、「あの朝 2度目の雪が積もって」でしげさんに寄っていってふたりで空を見上げて笑い合うところ。パラデジャを思い出してうるっときた。この曲はしげさんの歌うようなギターソロもだいすき。あきらさんが"LIPS"と言うたびに手できつねさんを作るのもかわいい。

 

しっとりと余韻に浸る暇もなく、"PSYCHOPATH"のビートが重く心臓を突いた。

 

縦横無尽に飛び回る赤いレーザーが、グロテスクな曲の世界観を美しく表現する。

LIPSからの振り幅よ。赤い世界の中央に君臨する大魔王の大魔王感がマックスになった1曲でした。

 

キラーチューン祭りが幕を開け、”狂乱 Hey Kids!!”"BLACK MEMORY"と畳みかける。

 

観客が声を出せない分まで全力で歌ってくれる4人に、楽しんでるよ~!心の中で歌ってるよ~!と伝えるべく跳びはねて拳を突き上げた。伝わってるといいな。

 

これで終わりかな、と思ったら、しげさんが静かにギターをかき鳴らす。*6

「いっつも大変だろうに、ご苦労さま。自分じゃ分からんかもしれんけど、ゆっくり前に進んでると思うで。」と優しい声でねぎらってくれる天使の姿に、涙を抑えきれなかった。自分のほうが大変だったたろうに、それでも人のことを想ってくれる。なんてあたたかい人なんだろう。パラデジャのMCを聴いて、なんて自己犠牲の精神が強い人なんだろう、と思ったのを思い出した。ロックバンドとしてどんなに辛かっただろう。むやみに配信ライブを切望されて、ファンを信じられなくなったこともあったのではないだろうか。ファンとの信頼関係を疑ってしまったこともあったかもしれない。新しいことに挑戦する人は、批判されがちだと分かった上で*7、それでも自らの信念に従ってロックバンドとはなんたるかを体現してくれている。

 

震える声で、"Slowly but surely I go on"を歌われて、余計に泣かないわけがないじゃんね。個人的にこの曲は、しげさんが1番の間ピックをくわえて指で弾いてるのを見るのが大好きです。


THE ORAL CIGARETTES「Slowly but surely I go on」Music Video<5th ALBUM『SUCK MY WORLD』2020.4.29 Release>

 

以上、50分とは思えない濃密な時間でした。やっぱりTHE ORAL CIGARETTESが大好きだ。ずっと好きでいさせてくれてありがとう。

 

 

以上、THE ORAL CIGARETTESのステージのレポでした。

本当はあと2組もまとめて1記事にしようと思っていたのですが、力尽きたのでまた後日。ここまで約5000字、お読み頂いた方はありがとうございました。

 

 P.S. 拓也さんを15回も大魔王呼ばわりしてすみませんでした!!!!!

大魔王参上

大魔王参上

  • provided courtesy of iTunes

 

M9.『大魔王参上』
こいつは、ようやく音源として全国流通させれたなぁ。って感じ!
ライブで定番やからさ、みんなも音源になるの待ってくれてて。今回出せてよかったなーと。

 

でも、ただ大魔王参上言うてるだけのしょうもない、歌詞やって思われると嫌だから、補足程度に。

 

親より子供が先に天国に行くと、どうするか知ってる??
子供はね、三途の川にね、積み木をするの。親が来ないようにね。
でもね、大魔王はそれを阻止しちゃって。
大魔王には逆らえない。けど、親を守りたいんだっていう勇敢な子供のお歌です。

 

雑学として、この曲1回歌うのに、大魔王参上を30回言います。
 

 

 

 

*1:今さっき勝手に名付けた

*2:その名はタクヤ・ヤマナカ

*3:その後の結びの夢番地、メリロでもここは普通に歌ったらしい。あめあられは地元だから思うところがあったのだろうか。

*4:ニュアンスだけど、”命令”はマジで言ってた気がする

*5:2019年9月、泉大津フェニックスで行われたオーラル主催イベント

*6:オーラリウムの爆笑弾き語りを思い出して笑いそうになったのは秘密

*7:2019年11月に行われたダイナミックプライシング(需要・席によってチケット代が変わる仕組み)の初導入を行った”Yahoo! Experience”において、当時かなり運営に対する批判が目立った。しかしそのステージのMCで、新しいことに挑戦する人は批判されがちである。けど諦めないでほしい。というようなことを言っていた

紅白歌合戦の出場者が決まり

こんにちは。みずにゃんです。

毎年恒例、紅白の出場者が発表されました。

ここで、めちゃくちゃ違和感を抱いた人は多数いるでしょう。

 

ヤバイTシャツ屋さん(初)の文字がない。

 

NHK冠番組もラジオもやって、オリコン1位を取り、いろんな企業と癒着し、テレビで歌唱せずとも水面下で顧客を増やしているのに。

そろそろお茶の間にヤバTのヤバそうに見えてふざけてるように見えるけどまっすぐでかっこよくて素人でも分かる演奏の上手さが伝わってほしいと思う。

NHKさん、早くヤバTを出してあげてください。

 

ヤバTがいない喪失感を振り切って一覧を眺めると、JUJUが初出場は意外だし、YOASOBIがいないのもびっくり。白組はジャニーズが多い印象。

これどうやって選んでるんですかね......演歌歌手が減ってきているのはまあ分かるけど、全体的にのっぺりしていて盛り上がりに欠けるというか。時代に沿うのか、がっつり演歌路線で行くのか、もうちょい姿勢を打ち出してほしいな。

 

まあ私はCDJに行くので関係ないのですが。

 

サークルバンドに光を

サークルバンドに光を

  • provided courtesy of iTunes

 

 

201103 ARASHI アラフェス2020 at 国立競技場【part1】

こんにちは。みずにゃん@アラフェス参戦余韻です。音垢でよくやるやつ。

 

行ってきました!!!!

国民的祭典、アラフェス2020!!!!!

 

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遠い昔、小学生だった私は、ズームインでクイズショウの番宣をしていた櫻井くんに一目惚れ。茶の間時代を経てオタクと化し、3年ほど追いかけた過去がありました。受験をきっかけにゆるヲタに戻ってはいたけれど、私の青春であることには間違いない。

 

私が嵐のオタクになったきっかけは、まさにアラフェスだった。

友達が連れて行ってくれたアラフェス2013。実在した翔くん。2m先で手を振ってくれていた翔くん。

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”1番になって必ず戻るから、ここ、国立に!!!!!”

 

その約束は、7年前は想像もしていなかった形で実現されたのだった。

 

昼の12時からファンクラブ会員限定で嵐のわちゃわちゃを楽しむ嵐会。

「わちゃわちゃ」という言葉は嵐さんのためにある言葉なんじゃないか?と思う。

画像を載せられないのが残念だけれど、進化(退化?)した相葉すごろくでわちゃわちゃする30代(40代)男性の会は見ているこっちも笑顔になるものだった。フワ潤がきっちりネオ穴あきTシャツも回収した上でリフレッシュ(元の姿に戻ること)したの、流石でした。めちゃくちゃ楽しかった。

 

 

 

そしてあっという間にpart1の開演時間が迫ってくる。

我が家のWi-Fiは化石(ADSL、3Mbps)なので、スムーズに観れるとは思っていない。最低画質で待機していたにも関わらず、固まる画面。

ひとりで格闘すること数分。

………………

………………

………………

!?!?!?!?!?!?

2008年AAA国立の映像が見えた瞬間、ありえないくらい号泣した。

そして微かに聞こえたLove so sweet。(Wi-Fiがクソなので)

これまでの衣装の中で1番好きな、コスプレまで作ろうとして断念した、あの黄色い衣装。

初めての国立で、センターステージから現れた彼らが歌っている映像と、新しい国立で今の彼らが歌っているLove so sweet。

もう生理的な涙だった。なんでか分からないくらい涙が出てきた。

空っぽの国立競技場で開催させてしまった悔しさと、幸せそうに楽しそうに歌う彼らの笑顔とで感情がぐちゃぐちゃになった。

五里霧中、言葉より大切なものと続き、お決まりの開会宣言(挨拶)。

翔くんから始まって、また号泣。だって、宮城ぶりの挨拶シャッフルだなんて反則だよ。

相葉くんの「いらっしゃいませー!いらっしゃいませいらっしゃいませ〜!!!💛」にはもう泣き笑い。

みんなちゃんとコピーしてたね。智くんの「調子はどうだ??❤️」も最高でした。

 

からのPIKA★★NCHI DOUBLE

定番ながらとても好きな曲。ピカダブ3を観に行って初の先着勝利&アリーナ席(見にくいw)だったのを思い出した。

いつもならラップで「あの時あの場所でまた会える……よねぇ!?!?😆」って歌ってくれるのに「また会えるよね😌」だったところで嗚咽が漏れた。なんで?翔くん、悲しい寂しい

 

からの我らがLove Situation

そうです、踊らせたいんです我らは。もちろんリクエストしておいた。

ここで気づいたのは、今回はダンスをややセーブする代わりに全編歌ってくれているのでは?ということ。

らぶしちゅでも歌うメンバーと踊るメンバーで分かれていた。(前はどうだったっけ?)

とにかく、嵐さんからの愛が伝わってくるセトリに涙が止まらなかった。

今はそこまで本気で追いかけているわけではないはずなのに、なんでだろう。

私のリクエストはらぶしちゅくらいしか採用されなかったけど、そういう問題ではなかった。

 

Summer Splash!

私が初めて手に入れたCDは、嵐の「僕の見ている風景」でした。おばあちゃんが初回盤を予約して買ってくれた。擦り切れるほどに歌詞カードを見た。ドライブで聴きすぎて父親がいい加減嵐はやめろとキレた。笑 そんな思い出のアルバムからの1曲。

ビル何階分ですか?て高さの噴水に笑った。潤くんなんて傘差してるし。

翔くんがAutumn Splash!って言ったら噴水も勢いを失って、Summer Splash!って言い直したらまた爆水が上がる。そんな楽しい演出も嬉しくて。

やっと涙が収まって、笑顔で楽しむことができるくらいになりました。

 

ファイトソングからのソロ曲!!!!

私のリクエストはこちら↓

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結果は

潤くん→Shake it!

にの→

智くん→Rain

でした。シェケはもうね、言うまでもない😚

虹の弾き語りもよかったです。

Rainが採用されて嬉しかった〜歌唱力〜ダンス〜〜〜フェイク〜〜〜〜

 

One Love:Rebornを挟んで、あの伝説の曲。

アラフェス'13では、にののアカペラで始まったあの曲。人生で初めて、感動で鳥肌が経ったあの曲。

 

先の見えない暗い道路も
それが例え迂回路でも
いまは少し二人とも
つらい表情 しまっておこう
これは別れではない 出逢いたちとのまた新たな始まり
ただ 僕はなおあなたに逢いたい
また…
いつか笑ってまた再会 そう絶対

(Still... 歌詞)

歌詞のどこを抜き取ってきても嵐さんの諸々と被って泣いてしまうのですがやはり櫻井翔のラップですね。いつか笑ってまた再会。そう絶対。

 

僕が僕のすべてユメニカケルと続き(智ソロの箇所で画面がぐるぐるなったのを私は許さない)

 

T.A.B.O.O

来ました〜〜〜〜〜!!!!!

何気に一度も生で聴けてないんですよね。私が参戦したコンサートでは明るい太陽系(?)ソロばかりだったので。これは嬉しい。

しかも衣装作り替えてるし。背広みたいになってる。やっぱりかっこいい。そして何よりも……

T.A.B.O.Oのシェケ化

これ、テストに出ます。ショウサクライが脱いだ。脱ぎました。

知らない人向けに解説すると、松本潤ソロShake it!(通称シェケ)ではラスサビ前に上半身をバッと脱ぐのです。それを今回、櫻井翔がやったのです。震えた。

ファンの「これを提案した人に金一封進呈したい」というツイートに対して、両手を差し出してニヤける櫻井翔。本人。

上裸で息を荒くして仰向けに倒れた翔くんに気を取られる間もなく、あのお方の登場〜!

Disco Star!!!!!!

伝説のディスコスター🕺根強い人気。御神輿に乗って現れるのは初披露の2014年から変わらず。でも配信ならではのCG合成演出がカッコ良かった。

 

そして、突然聖火ランナーが国立に到着!!!!(?)

感動的な曲が流れて聖火が別のランナーに渡された。

2人で聖火台に火を移そうとすると………

シャラップ‼︎‼︎

と謎の外国人警備員が邪魔をする。

そ、ソーシャル…ディスタンス……と抵抗したのには笑った。彼らはSK。(文字だと何を言っているか分からないだろうから、ぜひアラフェス2012の映像を見てください。)

結局聖火を聖火台に移すことはできなかった。オリンピックが終わっていたら、火をつけることができたんだろうなと2013年のアラフェスで見た聖火台の火に想いを馳せた。

その後のMCにて

「彼らは誰???ちゃんと出演許可取ったんですか????」といじる櫻井に「アナウンスは東山紀之先輩なので大丈夫です」と真面目に答える大野二宮。

 

カップリング曲9位はCount on me

最近の曲が入ってくるあたり、嵐さんの進化を感じる。古めの曲が少なくて悲しんでいるファンも見たが、どのアーティストも新しい、最新の曲を最高だと思って世に出しているのだから、当たり前のことじゃないかと思う…。まあ確かにテ・アゲロとかやってほしかったけどね!?!?!?俺たちのソングとかね!?!?!?!?

 

そして時計じかけのアンブレラ

これ大好き。なかなかライブでは披露されてこなかったカップリング曲です。智くんの振り付けが世界観にマッチしてて素敵でした😢

P・A・R・A・D・O・X

はNYで振り付けしてもらった大人路線の嵐を提示した転換期の曲。発表から7年経った今でもやっぱりかっこよかったし、特効の炎の勢いが尋常じゃなかった笑

Lucky Manでわちゃわちゃする嵐さんもかわいかった……「満タンcarなんだ!」ならぬ「おとこのこ!」って家で叫んだ。

 

そして終盤。「お手を拝借!」と言われた時点で泣いた。エナジーソング〜絶好調超‼︎‼︎〜

パッと聴くとただのお調子ソング、でも歌詞がめちゃくちゃ良い。受験期はずっと聴いてたなあ。

そしてなによりも、

「一番になって必ず戻るから!ここ国立に!」

と約束してくれる大切な曲。

また歌ってくれたってことは、信じていいよね?戻ってきてくれるよね?

 

最後の5×10もただただ泣くしかなかった。

あの頃はこんな未来想像してなかった。この5人はずっと続くと思ってた。大学受験を機に一旦嵐さんから離れて邦ロックの沼にはまっていたわけだけれど、「嵐はその気になればいつかライブ行けるし、それよりも、永遠ではないバンドのほうを後悔のないように追いかけたい」だなんて考えていた自分を殴りたい。永遠なんてものはないし、推せるときに推してないと後悔する。推せるときに推していたとしても後悔する。

肺炎で入院していた病床で、嵐の活動休止を知ったときの「フェイクニュースでしょ?誰が信じるんだよ(笑)ウケる(笑)」って笑ってしまった自分。あれからもう2年弱も経つのか…………。

 

みそかに生配信ライブが決まったけれど、CDJ後2日に申し込んでいる私は板挟みです。推しは推せるときに推せ。私はこの言葉が嫌いだ。

 

 

ここまで読んでくださった方がいたら本当にありがとうございます。長文乱文を失礼しました。

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201025 back number live film2020 "ASH"

こんにちは。みずにゃんです。

先日行われたback numberの配信ライブ「live film 2020 "ASH"」は、9月にファンクラブ限定で行われた「live film "MAHOGANY"」に続き、2回目の配信ライブでした。

 

 思いっ切り、を受け止めてもらえて、投げ返してもらえる時間がどれだけ幸せか。ライブをする、とゆう事がback numberがback numberである為にも限りなく重要であると知り、考え、考え、現時点での答えがこの形です。
(Vo.Gt 清水 依与吏)

(back number live film 2020 公式サイトより)

 

 FC限定ライブone room party vol.5を完走できず、なかなかライブを再開できなかった彼らが、現時点で出した答えがこの配信ならではの演出を詰め込んだ【live film】だったのです。

 

 ~セットリスト~

01.SISTER
02.瞬き
03.僕は君の事が好きだけど君は僕を別に好きじゃないみたい
04.黒い猫の歌
05.わたがし
06.君がドアを閉めた後
07.MOTTO
08.エメラルド
09.あかるいよるに
10.高嶺の花子さん
11.ハッピーエンド
12.HAPPY BIRTHDAY
13.花束
14.水平線
15.青い春
16.大不正解

 

 これは有観客ライブの下位互換ではなく、コロナだから仕方なく配信ライブをやるというわけではなくて。一つの選択肢として持っていられたらいいな、と依与吏さんは言っていた。それを証明するかのように、360°、いや上下左右さまざまなアングルからのカメラワークや、観客がいないからこそできるバチバチのレーザー演出、エフェクトのかかった映像が繰り広げられた。

個人的に、メンバーの足元から煽るようなカメラワークがかっこいいと思ったし、「エメラルド」で不気味な毒々しいエフェクトがかかったり「花束」でフィルムカメラのようなエフェクトがかかったのも印象的。

 

空っぽの幕張メッセで少しかたくよそいきの表情をしていたメンバーであったが、MCのゆるさは健在。前回のファンクラブ限定配信よりもゆるいのでは?というくらい自然体のトークに、画面越しに思わず笑ってしまった。

 

高嶺の花子さんを終えて

寿「ほら、画面の向こうでは『やべえ~!!高嶺の花子さんじゃん!!ってノリノリになって汗だくな人もいるんじゃない??(手を上げるポーズ)』

依与吏「う~ん、4.5人くらい?」

一同「爆笑」

 

 

 

 それはさておき、たくさんの曲の中でも印象に残った演出がある。「ハッピーエンド」の、アリーナに敷き詰められた無数の照明から天井にまっすぐ青い光が差している演出だ。

 

”青いまま枯れていく

あなたを好きなままで消えていく

私をずっと覚えていて

なんてね 嘘だよ 元気でいてね”

 

と強がる主人公の、青くまっすぐな気持ちが表されているようで。

少し触れたら切れてしまいそうに儚い。

そして、歌詞の中ではさよならを受け入れているけれど、その青い色は最後まで変わらない。曲が終わると静かに光が弱くなっていき、消えた。

曲の世界観、温度を大切に守ったままスピーカーの向こうへ届けようというback numberの想いが強く表れていた演出だったなと思う。

 

 

 後半のMCで依与吏さんはこのように話した。(つたない文字起こしです。)

 俺たちができるのはスピーカーのこっち側まででどういう状況で、どういう精神状態でこれを見て、聞いてもらえるかってのは分からないし。
じゃあ俺たちは何を願わなければいけないか、って考えたときに、俺たち自身にとっての音楽の在り方って話だと思うんだけど。
今日このライブが、あなたにとって、あなたがあなたを肯定するために 少しでもそこに後押しできたらいいなと思ってます。
なんかそれ以外の何者でもない気がして
音楽なんてやっぱり、聴いてちょっとでも前向きに
まあ簡単なことばになっちゃうのかもしれないけど前を、前じゃなくてもいいのか 上を向く?なんだろう難しいな…
ちょっとでも、もう少しやってみっか、って思えるもんじゃなかったら何にもないから。
少なくとも俺たちの音楽は、誰に悪口言われたって、誰に否定されても、あなたの幸せを絶対願ってると思うんで。絶対そういう曲たちだと思うんで。
…安心して聴いてほしいなって思ってます。
これからも一生懸命作って、それが人を不幸にするもんじゃ絶対にダメだと思うんで。幸せになんてできなくてもいいから、少しでも追い風を吹かせられるものであることを願ってます。

 本当に今日はどうもありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

 

そして、ライブ初披露の「水平線」

 

 私がback numberを好きになったのは、辛く苦しい大学受験のときであった。

熱血教師!というほど熱いわけではない。でも、だからこそ隣に寄り添って時には自分自身よりも自分を肯定してくれた。貴方は頑張ってるんだよ、と背中に手を置いてくれた。決してむりやり前へ進ませることはなく、そのままの自分でいいんだよと言ってそっと追い風をくれた。

MCと水平線の歌詞が相まって、「ああ、あのときback numberに出会えたのは奇跡であり、必然でもあったんだな」と感じた。

 

 結局受験に失敗し、失恋までしてボロボロの私に寄り添い続けてくれたのもまた彼らであった。

 

"水平線が光る朝に

あなたの希望が崩れ落ちて

風に飛ばされる欠片に

誰かが綺麗と呟いてる

悲しい声で歌いながら

いつしか海に流れ着いて 光って

あなたはそれを見るでしょう"

 

back numberは私の人生の一部だ。切っても切り離せない。

私のスーパースターが、はやく迎えに来てくれますように。

 

 

 

 

「視聴」と「参加」

お久しぶりです。みずにゃんです。

 

2020.9.24-25

THE ORAL CIGARETTES

"ORALIUM" @KT Zepp Yokohama

 

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行ってまいりました。

2月から半年以上ぶりのオーラルのライブ。頑なに配信ライブをやらなかった彼らのライブを、この目に焼き付けてきました。

 

1日目、ステージには白幕が降りている。暗転後、いつもの4本打ちをすることなく、PCを見つめる人がステージ前方に現れた。

 

そしてPCの画面が幕に映し出される。

アンケート結果に基づいたプレイリストが展開されるとの文字。

なるほど、事前にInstagramでオーラリウムの公式アカウントをフォローさせられたのはそういうことか。と納得。

1曲目はステージ前に出てきた人が選択した「Ladies and Gentlemen」

そして幕に映し出されるメンバー。

観客と同じ空間で演奏しているのは間違いないはずだが、幕で分断された空間に戸惑った。

 

2曲目は「PSYCHOPATH」と「カンタンナコト」の選択肢がインスタのストーリーに現れ、迷いながらも「PSYCHOPATH」を選んだ。(初日はネタバレ防止のため、A or Bとだけ表示されており、お留守番組には訳がわからなかったと思う)

 

そして演奏されたPSYCHOPATH。幕が上がる。

まるで水槽のような箱の中で、4人が向かい合って演奏する姿が現れた。箱の正面には、世界観を如実に表す映像が浮かび上がり、すごく綺麗だった。

しかし、メンバーの姿は見えづらいし、観客への煽りもない。

自分が選んだ曲が演奏されて嬉しいはずなのに、正直戸惑った。

その後流れるようにNakedへ。MVを再現した映像に興奮した。

そしてMCでは、約半年ぶりの主催ライブ、約1年ぶりのワンマンにも関わらず、観客への呼びかけがない。自粛期間にメンバーが何をしていたか?の話が続く。MCの内容も一部、私たちが選ぶことができた。

そして演奏へ。

「mist...」と「Mr.ファントム」の選択肢が提示され、「mist...」が演奏された。

いつもなら「目の前に見えるZepp Yokohamaの人間〜!」と歌ってくれるはずなのに、「目の前に見えるきれいな人間」と拓也さんが歌ったとき、気づいた。

 

"もしかして、私たち観客はいないことになっている?"

 

起死回生STORY」で、止まることなく、観客に歌わないでと言うこともなく、「起死回生STORY 昨日のように」と歌い上げたとき、それは確信に変わった。

 

"私たちは、プレイリストを視聴しているんだ"

 

と。

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(出典: https://instagram.com/oralium_official?igshid=1tyri6pjrvkua ストーリーズより)

 

確かに好きな曲をたくさんやってくれた。生で演奏を聴かせてくれた。それなのに、どうしてこんなにも寂しいんだろう。せっかく半年ぶりに会えたのに。生で音を浴びているのに。私はオーラルのライブを熱望していたはずなのに。

 

前半がつまらなかったと言っているわけでは一切ない。日本初の試みで、すごくワクワクさせてもらった。新しいことにどんどん挑戦していくオーラルは、さすがだった。

 

そしてさらに数曲演奏した後、幕が降り、「Breathe」が流れた。ミラーボールを生かした幻想的な空間に酔わされていたら、またPCの画面が現れた。

 

「視聴を続ける」or「視聴をやめる」

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「続ける」を押そうとする演出。しかし、画面は切り替わらず。そのまま砂嵐となり、オーラリウムは壊れた。

 

1本打って!ただいまより!

2本打って!THE ORAL CIGARETTESの!

3本打って!オーラルのライブはやっぱこれっしょ!の会を!

4本打って!始めたいと思います!

 

STARGET。崩れ落ちた。

これが、私がこの半年間求め続けていた"THE ORAL CIGARETTESのライブ"だった。

拓也さんが「お待たせ!さあかかってらっしゃい!」と叫ぶ。いつも通り、メンバーは観客を見て煽る。声は出せないけれど、めいっぱいの動きで興奮を伝えるフロア。これだ、私はこれが見たかったんだ。

 

"「さあもうそろそろ時間さ」

「そこで待っていたのは僕のほうだ

君を想い うつむき唱うの

『ただいま おかえり』と記憶に帰して "

 

だからSTARGETだったんだ。

 

2日目の5150では、普段は観客が大合唱するところで拓也さんが「これが見たかったんだろ!?生のライブはこれだ!」というような言葉を叫んだのはすごくグッと来た。

 

MCで拓也さんが言った。

演奏する姿を見せて、寂しさを埋めてほしいって気持ちはわかるし、素晴らしいライブ配信をしてる人たちもいるけど、どうもピンとこない。

 

ライブをやるなら絶対、対面でやりたい。


あなたたちがほんとに好きなのはどんなライブ?


演者があなたたちのことを見てくれないライブ?

声が出せないライブ?

それでいいの?


たとえ寂しくて配信をやってほしいと言ったとしても、普通の配信ライブはしない。

配信に「ライブ」という名前をつけたくない。

俺は、ライブに代わるものは絶対にないと思っている。このままだと、未来の人たちが『なんで家で配信ライブが観れるのにわざわざ会場に行くの?』となってもおかしくない。それは絶対に嫌だ。皆でライブハウスを、生のライブを守りたい。

 

そういうことだったんだ、とやっと理解できた。

安易に配信"ライブ"に舵を切ることで、本当の"ライブ"が失われてしまう可能性なんて、私はこのコロナ禍の間、考えもしなかった。
そんな未来のことまで見通して、「生」の現場にこだわるオーラルが本当にかっこよくて。目先の「とにかく会いたい、演奏している姿が見たい」という気持ちでいっぱいになって、本質が見えなくなっていたことに、オーラルが気づかせてくれた。

 

私は、ただライブを、演奏を「視聴」したいわけじゃない。演者の熱量を受け止め、200%で投げ返したいんだ。ライブに「参加」したいんだ。

 

前半の「観客を入れずにスタジオで演奏しており、それを監視カメラで撮られている」という設定のライブがあったからこそ、気付くことができた。

また、「ただ観客を無視する」だけでなく、その表現の中でも観客をなんとか楽しませようと工夫された演出にも、オーラルの暖かさを感じた。一部リクエストライブにしてくれたのも、昨年のプレパでの観客からの意見を取り入れたものだろう。

昨年のパラデジャで、「夏フェスで冷たくしてごめんなあ。」って笑っていた拓也さんのいたずらな笑顔が浮かぶ。ニクイ。

 

本当にありがとうございました。

【現場主義】のオーラルにこれからもついて行きます。

 

長文乱文失礼しました。

ここまで読んでくださった方は、本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2020.8.19 the shes gone the summer's gone だいしの常夏ココナッツ!!wow!!@横浜1000CLUB

ご無沙汰しております。みずにゃんです。

ライブから2週間が経ち、公式から感染者発生の報告もないため、ブログを投稿します。

 

the shes gone

the summer's gone だいしの常夏ココナッツ!!wow!!

@横浜1000CLUB

に行ってまいりました。タイトルちゃんと全部言えたことない。

 

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個人的に約半年ぶりのライブ参戦。

昨年も開催された "the summer's gone ~おまさの夏休み~" の続編とでもいうようなタイトルにわくわくすると同時に、来年のタイトルが今から楽しみ。

 

[セットリスト]

 嫌いになり方

 甘い記憶

 シーズンワン

 ~MC~

 君のパレード

 サプライズ

 最低だなんて

 化物

 ~MC~

 ふたりのうた

 想いあい

 春の中に

 

 En.

 MC(だいしの常夏あるある)

 

 shower

 緑とレンガ

 

(記憶が曖昧なので、訂正があったらお知らせください)

 

会場のようす

滞在時間を最小限にするため、開演ギリギリに会場へ。

マスクとフェイスシールドを着けたスタッフさんが、入り口でスマチケのもぎり方を教えてくれて、言われた通りに操作する。

別のスタッフさんにドリンク代を支払うのも、懐かしく感じた。

半年ぶりにライブハウスでお酒を飲みたい、と思っていたのだが、「本日はアルコール類の販売はございません」との張り紙が。若干残念に思いながらペットボトルを受け取る。早くライブハウスでお酒を飲める日が戻ってきてほしい。

 

フロアは思ったよりもソーシャルディスタンスが取られていて、名前の通り1000人ほど入るはずのところに約100名弱といったところか。一人で来ている私のような客も多く、場内はやや静かな雰囲気。

 

開場BGMが響く場内の雰囲気に一人感傷に浸る。ドラマストアやハンブレッダーズ、indigo la Endなど。

 

 

開演

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 開演直前、メンバーの声でアナウンスが入る。噛み噛みのアナウンスで注意事項を述べるBa.だいしの声に会場は一気に和んだ。去年のおまさの夏休みでも、こんな演出があったなあ、としみじみ。

そして7時を少し過ぎて、いつものSEと共にメンバーが入ってくる。

観客はまだ探りさぐりのため着席していたのだが、Gt.マサキが両手で煽ると、皆立ち上がった。

 

1曲目は「嫌いになり方」

 Vo.兼丸のいつもと変わらない歌い方に安心する。

”ダメなんだ まだきっと僕は

まだまだ 引きずって僕は”

という最後のフレーズが好きだ。ライブでは、元恋人を忘れられない、嫌いになれない気持ちを吐息に乗せて余韻を残してくれる、その歌い方に思わずため息がもれる。

嫌いになり方

嫌いになり方

  • the shes gone
  • ロック
  • ¥204
  • provided courtesy of iTunes

 

続いて2曲目、Vo.兼丸が「常夏の甘い甘い記憶になりますように。」と言ってベースが印象的な「甘い記憶」のイントロへ。

 嫌いになれない元恋人との甘い甘い記憶は、こんな感じだったんだろうか。

甘い記憶

甘い記憶

  • the shes gone
  • ロック
  • ¥204
  • provided courtesy of iTunes

 

3曲目の「シーズンワン」、アウトロのギターのフレーズ、弾き方がとても好きです。

www.instagram.com

MCはほんっとうにゆるい。さっきまであんなにかっこいい演奏をしていたのに!?ってずっこけそうになる(いい意味で)

換気のため普段より長めに時間が取られたMCタイムは、ゆるゆるで見ているこっちがマスクの下でにやにやしちゃうくらい。

 

最初のMC後くらいから観客も慣れてきて、手があがるようになった。

 

個人的に一番心に響いてきたのは「ふたりのうた」。

 ”気付いてる?気付いて

当たり前は存在しないこと”

というフレーズに特に力を入れて歌うVo.兼丸の思いが伝わってきて泣きそうになった。

ふたりのうた

ふたりのうた

  • the shes gone
  • ロック
  • ¥204
  • provided courtesy of iTunes

MCでは、兼丸が「ライブがないと、誰のために曲を書いているのか分からなくなっちゃう」と言って涙ぐんでいたのが印象的だった。SNSのリプライやコメントに励まされていた、とも言っていたので、より積極的に本人に気持ちを伝えようと改めて思った。

 

 そして本編ラストの「春の中に」

今のところCD限定音源なので歌詞は割愛する。

MCによると、別にコロナ禍を意識して作ったというわけではなく、前から制作していたということだったけれど、やはり歌詞はこのつらい時期に重なる。

実は通販限定で発売されたときは買い逃していたのだが、生で聴いてあまりに心に響いてきたので、終演後即購入した。

 

アンコール

昨年のおまさの夏休みでは、事前にTwitterでシズゴへの質問を募集し、それに答える形で行われたゆるゆるアンコール。今年は事前募集がなかったのでどうなるんだろう?と思っていたら、Ba.だいしがアロハシャツにサングラス、サクレレモン(?)を食べながら登場。無音のはずの会場がかすかにどよめく。

そして紙芝居のように用意された「常夏あるある」を披露。しかし観客は声を出せないので拍手で応戦。観客からの反応がどうしても薄くなる状況でこのような企画を決行するのは勇気があるなあ、と思いつつも、観客が手を挙げたり拍手をしたりとできる限りの反応を示すので、スベってる雰囲気はあまりない。ファンとの信頼関係があるからこそ決行したんだと思う。

 

その後は2曲歌って終演。

 

緑とレンガ

緑とレンガ

  • the shes gone
  • ロック
  • ¥204
  • provided courtesy of iTunes

 

親に横浜に行くなんて危ない、と言われて行くか悩んだけれど、行ってよかった。やっぱり生音はいいですね。配信ライブでは演奏者と観客の共鳴は存在し得ないと思っていて。何者にも替えられないライブというものが好きです。

 

 

てか1000CLUB、ステージ高いですね。客席も段々になっていて見やすい。
2列目だった私は首が痛くなったし、カメラマンさんも撮りづらそうではあったけど。ステージ高1.5mくらいあるのでは?スタンディングのときどうなるんだろう。